給湯器が寿命を迎えた時の対処法と失敗しない業者の選び方を紹介
エコ給湯器の仕組み
省エネへの関心が深まりつつある現在、急速に普及し始めているのがエコ給湯器。
よくオール電化のCMやニュースと合わせて紹介されているのを耳にしますよね。
それと同時によく聞かれるようになったのが、「いったいどんなところがエコなの?」という疑問です。
温水器にはたくさんの機種があり、エコロジーの方法はそれぞれ異なっていますが、ここでは、ガス温水器の『エコジョーズ』を例に、エコの仕組みをご紹介したいと思います。
エコ給湯器の特徴
最新技術で排気ガスを効率良く二次使用している
従来製品では、熱交換システムを通る水の配管は一巡しかしておらず、その排気は、およそ200℃にも及んでいました。
つまり、200℃の熱が全く使われることなく、むだに捨てられていたことになります。
合計すると、これは使用する燃料のおよそ20%にも達します。
エコジョーズでは、熱交換システムに配管を二巡させることで、この排気熱を再利用して水をさらに加熱、捨てられていた20%のうち75%を回収しています。
この方法によって、熱効率を飛躍的に伸ばすことができました。
環境などにもよりますが、従来製品と比較して1割以上もアップしています。
排気温度が200℃から約60℃まで下がり、排気量自体も少ないため、燃費を低くおさえられるだけでなく、環境にも優しいという特徴があります。
年間を通じ排出されるCO2も大幅に削減されました。
エコロジーの方法は多種多様ですが、このように、最先端技術を駆使し、「省エネルギー」「環境への配慮」を同時に実現しているのが「エコ給湯器」なのです。
ただ、お湯を沸している最中に少し騒音(約50db程←といっても図書館で45dbなのであまり騒音とは言えないかも)があったり、設置している周りに金属機器があった場合に変色させる可能性もあるみたいなので、その辺に関しては、設置箇所をご自身で確認してみたり、業者さんやメーカーに問い合わせしてみるといいですよ。